コンタクトプローブメーカー選定ガイド│PROBE SOLVE

相談内容から
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コンタクトプローブメーカー 選定ガイド
コンタクトプローブは"検査品質の要"でありながら、その選定基準は非常に専門的。
導入時には抱えている課題や用途によって、メーカーの相談事が大きく異なります。
本サイトでは、相談内容別に国内メーカーを厳選し、それぞれのサービスや技術的な強み、選定ポイントをわかりやすく紹介しています。
IN DETAIL

相談内容別におすすめコンタクトプローブ
メーカーの
特徴・企業情報を詳しく

コンタクトプローブメーカーのサービス特徴をご紹介します。導入時のサポート内容を知りたい方もぜひご覧ください。

電気測定条件ごとの
検証・特注の相談なら

サンケイエンジニアリング

サンケイエンジニアリングの公式HP
引用元:サンケイエンジニアリング公式HP
(https://sankei-engineering.com)

サンケイエンジニアリングの
プローブ製作の特徴

01
顕微鏡のアイコン(検証・特注の精度向上)
検証・特注の精度を
高める自社ラボ

社内に検証施設を保有し、顧客の電気測定に関する課題を一から解決。製品選定をはじめ、仕様変更や特注品の提案が可能。
また、測定用シミュレーションソフトを自社開発しており、測定技術のコンサルティングも実施できます。

02
円マークとゼロのアイコン(無料ヒアリング・検証)
ヒアリング・検証は
無料で実施

事業課題のヒアリングをはじめ、検証に基づく製品選定・仕様変更・特注提案まで、すべて無料で提供しています。
提案内容を確認したうえで、適切な対応策について何度でも相談が可能です。

03
OKサインの手のアイコン(最低1本から受託製作)
最低1本から
製作を受諾

新規特注品の生産については、最低ロット1本からでも依頼が可能。形状や仕様により費用は変動しますが、多品種少量生産にも柔軟に対応できます。

コンタクトプローブの解決事例

300A通電時のプローブ先端の焼損を
解決したい
サンケイエンジニアリングの事例
引用元:サンケイエンジニアリング公式HP
(https://sankei-engineering.com/jirei/case-c02)
相談前の課題

EV用車載バッテリーの充放電試験において、他社製プローブを使用していました。しかし通電時に大きな発熱が発生し、プローブやワーク表面に焼損が発生する事象が確認されました

サンケイエンジニアリングでは…

接触抵抗測定、通電時の発熱測定を行い、発熱を抑えられるプローブ形状と荷重の組合せを明らかにしました。実験結果を基に当該条件を満たすプローブを提案、製作。これにより通電時の発熱による焼損はゼロになりました。

※参照元:サンケイエンジニアリング公式HP
https://sankei-engineering.com/jirei/case-c02
シート状のワーク表面を連続的に
測定したい
サンケイエンジニアリングの事例
引用元:サンケイエンジニアリング公式HP
(https://sankei-engineering.com/jirei/case-c01)
相談前の課題

シート状ワークの抵抗を連続的に測定する際、プローブを押し付けたまま横方向へ移動させると、ワーク表面に傷が生じるリスクがありました。しかしプローブを上下動させてしまうと、データは非連動的なものとなってしまう恐れがありました。

サンケイエンジニアリングでは…

先端がローラー式の特注品を開発しました。試作と動的実験を重ね、トライアル結果を元にサイズやローラー形状を決定。これにより、傷をつけず連続的な測定が可能となりました。

※参照元:サンケイエンジニアリング公式HP
https://sankei-engineering.com/jirei/case-c01
適切な交換時期を把握するための
試験を代行してほしい
サンケイエンジニアリングの事例
引用元:サンケイエンジニアリング公式HP
(https://sankei-engineering.com/jirei/case-c03)
相談前の課題

プローブの適切な交換タイミングが不明で、余裕を持って早めに交換していたため、結果的に余計なコストが発生。しかし、製品検証を行うための施設や人員が不足している状況でした。

サンケイエンジニアリングでは…

実際のワークを用いた耐久試験を顧客に代わり実施。計測結果を常時モニタリングすることで、使用回数との関係を明らかにしました。
これにより、計測に影響しない最長回数での交換ができるようになりました。また現行品よりも更に耐久性が向上する選択肢を提示し、ランニングコストの低減にも成功。

※参照元:サンケイエンジニアリング公式HP
https://sankei-engineering.com/jirei/case-c03

メーカー情報

社名 株式会社サンケイエンジニアリング
本社所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-2 新横浜214 2F
電話番号 045-470-5320
公式HP https://sankei-engineering.com/
安い製品への
入れ換え相談なら

エスケイ工機

エスケイ工機のキャプチャ画像
引用元:エスケイ工機公式HP
(http://sk-kohki.co.jp/index.php)

エスケイ工機のプローブ製作の特徴

01
はんだごてにバツ印のアイコン(はんだ不要の構造)
はんだ不要の構造で
組立工数を削減

はんだ付け作業が不要プラグ&ソケット方式により、組立工数をカットし、製品の生産コストを抑えています。
作業者のスキルに左右されないため品質も安定しており、製造のトータルコストを抑え、価格競争力のある生産体制を実現。

02
天秤にフラスコと円マークのアイコン(数量条件での価格調整)
数量条件による
価格調整と柔軟な提案対応

大量にご注文いただくほど単価がお得になる価格設定です。特に5,000本以上のご注文から割引率が最大となり、大幅なコストダウンが見込めます。
加えて、仕様見直しや製品構成の相談にも対応できるため、現場のコスト要件に合わせた適切な入れ換えプランの提案が可能。

03
トラックのアイコン(国内在庫と短納期対応)
国内在庫と短納期体制で、
すぐに手配できる

国内在庫を活かし、短納期での製品提供が可能です。
標準品はもちろん、多くの仕様で在庫を確保していて、「現行よりも安価で、かつ早く手配したい」といったニーズにも柔軟に対応。短納期案件にも安心です。

コンタクトプローブの解決事例

2025年7月時点でエスケイ工機の公式サイトに、導入事例や相談事例の掲載は見当たりませんでした。

しかし、同社が主力製品として提供する「SKプローブ」は、検査精度の向上と高い信頼性を追求して設計されたコンタクトプローブ・チェッカーピンのシリーズです。生産ラインの合理化によって低価格を実現しつつ、低い接触抵抗と高水準の品質を両立しています。

また、ソケット型、一体型、回転式、スイッチ付き、両端可動型といった多彩なバリエーションをそろえており、幅広い顧客ニーズに対応できる点も強みです。

メーカー情報

社名 株式会社エスケイ工機
本社所在地 東京都千代田区岩本町
1-4-4
電話番号 03-3866-5941
公式HP http://sk-kohki.co.jp/index.php
異物付着による
消耗対策の相談なら

テスプロ

テスプロのキャプチャ画像
引用元:テスプロ公式HP
(https://test-probe.jp/)

テスプロのプローブ製作の特徴

01
チェックリストのアイコン(製品消耗の対策コンサル)
製品消耗の
対策コンサルを実施

現場導入支援として、自動洗浄システムや定期クリーニングプログラム設計をアドバイス。
プローブの交換頻度やメンテナンスに関わるトータルコストを抑え、検査ライン全体の生産性向上につなげています。

02
輝く正方形のアイコン(汚れ・酸化解決技術)
製品の汚れ・酸化を
解決する独自技術

微細粉塵やフラックス残渣、酸化物など、検査中に発生する異物を除去する独自のクリーニングシートを開発しています。
プローブの形状や汚れの種類に応じて適切に選定され、性能維持と検査品質を安定化させます。

03
稲妻のアイコン(消耗を抑える接触安定技術)
消耗を抑える
接触安定技術

テスプロの「スーパーピンシリーズ」プローブは、特許取得済みのスプリング構造を採用し、特定の外径(φ0.40mmとφ0.50mm)において300万回以上の通電試験を達成。異物付着や摩耗を抑制し、低抵抗値の維持に貢献します。

コンタクトプローブの解決事例

2025年7月時点でテスプロの公式サイトに、特定の解決事例や相談事例の掲載は見当たりませんでした。

しかし、同社はコンタクトプローブやICテストソケット、検査治具の専門メーカーとして、多岐にわたる製品群を展開しています。

主力であるコンタクトプローブは、特定のシリーズ名に集約されるのではなく、用途や機能に応じた多彩なラインナップが強みです。汎用タイプから、大電流、高周波、耐熱、非磁性といった特殊環境に対応する製品まで幅広く提供しています。

メーカー情報

社名 テスプロ株式会社
本社所在地 東京都品川区南大井6-24-14 第5下川ビル 6F
電話番号 03-6404-6861
公式HP https://test-probe.jp/

本一覧では、国内を代表するコンタクトプローブの製造メーカーを、各社の特長とともに紹介。
大手メーカーはもちろん、まだあまり知られていない注目企業も掲載しています。用途に合った製品・メーカーを見つける際の参考としてぜひご活用ください。

μm単位の測定ラボや治具製作対応など、開発から測定まで一貫対応できる総合コンタクトプローブメーカー。高耐熱・大電流にも対応可能。

所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-2 新横浜214 2F
電話番号 045-470-5320
公式URL https://sankei-engineering.com/

77GHzの高周波や最小ピッチ0.15mm対応など微細・高性能なプローブを提供。
高精度な連続検査や耐久試験に強みを持つメーカー。

所在地 東京都千代田区神田須田町
1-12-6 マルコビル1F
電話番号 03-5295-7090
公式URL https://www.pccp.co.jp/

100年以上の針製造技術を活かし、ナノレベルの加工精度を誇る高性能プローブを展開。高密度実装基板対応にも優れています。

所在地 長野県上田市前山1
電話番号 0268-38-3111
公式URL https://organ-needles.com/

低接触抵抗や100万回以上の耐久性を誇る高信頼プローブを製造。細部仕様のカスタマイズにも柔軟に対応できる技術力が特長です。

所在地 埼玉県秩父市下吉田6972
電話番号 0494-77-1211
公式URL http://www.mkt-taisei.co.jp/

大電流・高温・特殊仕様などにも対応する多様なプローブを開発。小ロット対応や短納期など、柔軟な開発体制を整えています。

所在地 東京都大田区南蒲田2-16-2
テクノポート大樹生命ビル10F
電話番号 03-3734-1212
公式URL https://www.seiken.co.jp/

長寿命かつ安定性の高いプローブを高品質に一貫生産。多彩なラインナップと提案力で、コスト・仕様両面の課題解決に貢献します。

所在地 東京都千代田区岩本町1-4-4
電話番号 03-3866-5941
公式URL http://sk-kohki.co.jp/index.php
もっと見る

高周波・大電流・ファインピッチに対応した精密プローブを自社開発。治具やソケットとの一体提案も可能な一貫対応メーカーです。

所在地 東京都港区芝公園2-8-2 THE CORNER 芝公園 1F
電話番号 03-6635-0620
公式URL https://rikadenshi.com/

100万回以上の耐久性と0.15mmピッチ対応の精密構造を両立。多様な材質・形状のカスタム製品で高信頼な検査を実現しています。

所在地 大阪府泉南市りんくう南浜4-27
電話番号 072-485-1900
公式URL https://www.kita-mfg.com/

φ0.16mm・600A対応など高精度・高電流対応のプローブを展開。ICソケットや治具組み込みにも強く、多用途な検査に対応。

所在地 東京都品川区南大井6-24-14 第5下川ビル 6F
電話番号 03-6404-6861
公式URL https://test-probe.jp/

ICT・FCT用のピンボード専業メーカー。極小ピッチや高耐熱プローブなど、多様なニーズに応える治具を一貫体制で提供しています。

所在地 東京都東久留米市金山町2-8-18
電話番号 042-471-3316
公式URL http://www.okanodenki.jp/index.html

微細加工と高周波技術に優れ、5G・AIチップなどの精密検査に適切なプローブを開発。低抵抗設計で高信頼な測定環境を実現します。

所在地 東京都北区滝野川7-5-11
電話番号 03-3916-3141
公式URL https://www.yokowo.co.jp/

東洋電子技研のコンタクトプローブは、同軸型4端子技術と極細ピンにより、微小な抵抗値を測定できます。ファインピッチ対応力と高い耐久性で、電子部品検査における課題を解決します。

所在地 千葉県松戸市横須賀1-27-9
電話番号 047-346-1201
公式URL https://www.teeys.co.jp/

日本エバレット・チャールスは、電子機器の小型化に伴う狭ピッチや高密度化に対応し、安定した接触と高い測定精度を実現しました。特殊な環境下でも性能を維持しつつ、独自の技術で接触不良を防ぎ、テストの信頼性を高めるのが特長です。

所在地 神奈川県横浜市中区花咲町1-18
電話番号 045-242-2556
公式URL https://ectinfo.co.jp/

検査精度の低下や設備トラブルの背景には、プローブの摩耗や仕様ミスマッチが潜んでいるケースが少なくありません。
現場でよくある課題に対し、原因の見極め方から改善のアプローチまで、実務に役立つ情報をテーマ別にご紹介します。

感嘆符が入った三角形の警告アイコン(注意喚起)

コンタクトプローブの
接触不良について

微細な汚れやバネの劣化、仕様ミスマッチによる接触不良は、検査工程の安定性を大きく左右します。本記事では、主な原因とともに、予防・改善に役立つ4つの実践策を紹介しています。

十字の線が入った盾のアイコン(セキュリティ・保護の象徴)

コンタクトプローブの
耐久性・故障原因

摩耗・熱・構造不適合などは、プローブ寿命を縮める代表的な要因です。耐久性を高めるための材質や設計の工夫、不具合を防ぐ選定の考え方について解説しています。

円を描く2本の矢

コンタクトプローブの交換頻度について

交換タイミングを見誤ると、検査品質の低下や無駄なコスト増に繋がります。摩耗や性能低下のサインを見極め、交換周期を最適化するためのポイントを解説します。

親指を立てた手(いいね・高評価のアイコン)

コンタクトプローブの交換を簡単にするには

交換作業の属人化や再調整の手間は、稼働率や品質安定性に影響します。治具設計や手順見直しによって、誰でもスムーズに交換できる体制の構築法を紹介します。

コンタクトプローブのイメージ

コンタクトプローブの使い方

コンタクトプローブの基本的な使い方や接触精度を保つポイントを、現場目線でまとめました。高密度実装や大電流対応など、検査ニーズの多様化にも触れながら、取り付け・メンテナンスの注意点も解説しています。
プローブ運用でつまずきやすい技術的な論点を整理したい方におすすめです。

発熱・接触不良を防ぐ、
大電流対応プローブとは
高電流の試験では、発熱や接触不良を防ぐため、信頼性と耐久性に優れたプローブが必要。
本記事では、大電流プローブに求められる基本機能と、対応製品を提供する国内メーカーの特長を紹介しています。安全かつ高精度な通電環境を構築したい方は、ぜひご覧ください。
微小抵抗測定に適切な4端子方式とは
微小抵抗や大電流の高精度測定には、接触抵抗の影響を排除できる4端子方式が有効です。
この記事では、4端子プローブの仕組みや用途別の選定ポイント、主要メーカーの製品特長を解説しています。測定誤差の低減を図りたい方に適切な内容です。
EVパネルのイメージ画像

バッテリーセルの抵抗測定やモジュールの大電流検査、狭小ピッチ対応といった、自動車業界ならではの検査課題に応えるため、コンタクトプローブには高度な技術が求められます。
本記事では、EV・車載電子部品の検査に対応するプローブの具体的な活用シーンと、各メーカーの製品特長を紹介しています。

半導体のイメージ画像

高温環境下での評価やGHz帯域での信号測定、長期間の使用による摩耗対策など、半導体業界の検査では多岐にわたる要件への対応が求められます。
本記事では、こうした課題に対するコンタクトプローブのソリューション事例や、各メーカーの技術的強みを解説しています。自社の検査精度・コスト改善に向けた参考情報として、ぜひご活用ください。